November 22, 2007
原作に小松左京、豊田有恒、田中光二といった人気SF作家が参加。猿が支配する未来社会に迷い込んだ人間たちの逃亡と戦いを描いた、和製“猿の惑星”。
生態学者・泉和子(徳永れい子)、榊次郎、ユリカの3人はコールドスリープ装置によって未来社会で覚醒するが、そこは猿が支配する世界だった。凶暴なゲバー署長率いる警備隊は、和子たち“ハダカの猿”を狩るべく追跡を開始。レジスタンスとして猿たちと闘う未来人ゴート(潮哲也)は和子たちと共に、この未来社会の謎の解明に乗り出す。
小松左京の小説「日本沈没」がベストセラーとなりその映画版も大ヒット。終末論がささやかれる1974年という時代を色濃く反映したその内容はショッキング。ユリカ役の斉藤浩子の清純な魅力だけが、悲観的なドラマに光を当てている。(斉藤守彦)
あまりに忙しすぎて、ブログを更新する気にさえならない日々が続いていましたが、ようやく少し落ち着いてきました。その初っ端がこの作品というのも何なんですが。DVDを借りにいったらあったので、思わず。特撮系ではなく、普通のテレビドラマのエリアに置いてあったのがなんともイイですね。
この作品をタイムリーで観た記憶はほとんどないのですが、幼少のころ父親の車の中でかけてもらっていた、よくあるテレビまんが主題歌全集系テープ(8トラ!)、これに収録されていた主題歌があまりにインパクトが強く、それだけで強烈な印象をずっと持っていました。
で、あらためて今観てみるとすっかりハマってしまいました。まあ当時の特撮ドラマですから、猿の国で一人生き残った人間・ゴードの尋常ではないタフネスぶりとか、諸々の事情も含めて当然ムリのある部分も見え隠れはしますが、さすがに日本を代表するSF作家が原作に名を連ねるだけのことはあります。本家「猿の惑星」と比べても、根幹の部分では決して見劣りすることのないストーリーは、基本的には科学的考証も含めて質が高く、芯のあるものだと思います。非常に質の高いドラマ性のエピソードが何話か散りばめられており、そのたびに展開が引き締まるのでイッキに観てしまえたのかも知れません。ラストも何だか、切ない。
個人的には特に小猿のペペの可愛さにやられてしまいました。ペペとの別れのシーンはマジで泣けましたよ…。


